本質→メディアリテラシー
今日、仕事場で医療事故についての勉強会がありました。
そこでは、ここの病院だけではなく、今まで日本であった大きなニュースで取り上げられたような事例を交えて講義がありました。
そこでは病気を間違えて伝えたことによる健康な部位に対しての手術や治療ミスがありそれで患者を死に至らせてしまったことなどがありました。
まとめた文だけを見ると、事故したDrや医療スタッフが悪いだろと思う人が多いのは当然であり。
さらにメディアが悪いとこばかりをピックアップして報道するためにDrや医療スタッフが更に悪者扱いされてしまいます。
しかし、それは客観的に見た場合であり、しかも死の部分しか見ておらず、そのまでの経緯は分からないですし知ろうとしません。
捜査する警察官や刑を決める裁判官だって、医療の初心者ばかりです。そんな人が結末だけを見て判断するのはおかしいことであり、あってはいけません。
それでその後、詳細に捜査をすると、主観的に見るとその場でやった治療がその時の最善の治療であった可能性があり、冤罪となるケースも少なくありません。
物事の本質は結果にはなく過程にある場合もあります。
そのために結果ばかりにこだわるのではく、過程も気にしてみてください。
そこに答えがあったりすることもあります。