残り物には福がある

ネットより

誰かが取り残した物の中や、最後に残った物の中には、思いがけなく価値のある物が残っているという意味です。

 

由来は

江戸時代の浄瑠璃「伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)」の中の言葉「余り茶に福がある。然らば今一つ」が由来です。
何かの順番が最後になってしまった人を慰めたり、我先にと競う人を戒める時などにも使われます。
人を押しのける欲深い人よりも、欲を出さない思慮深い人にこそ幸福がやってくるという教えですね。

 

と書いてあります。

 

最後の3行がこのことわざの本質だと思います。

 

最後の残り物は良いものだろう

ということではなく

最後に残っているものは大抵質が悪いものが残ります。

でも

良いものを他の人に譲り

悪いものを取る

人の心の広さにこそ福が訪れるのではないかと思います。

きっと福があると言うのは

その残り物に福があると言うより

残り物を取った人の心の広さで

周りの人からの福が貰えると言うことではないかと感じました。